スヌーピー 絵とぬいぐるみが別物に見える問題
スヌーピーといえばチャールズ・シュルツの漫画「ピーナッツ」に登場する白い犬のキャラクターである。
大人気キャラクターである彼は当然ながらグッズ展開も幅広くなされており、スヌーピーグッズだけを扱ったスヌーピータウンショップという専門店も全国に20店舗ある。
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ところでそんなスヌーピーだが前から気になっていたことがある。それは
絵とぬいぐるみが別物に見える
絵とはつまり絵のことで二次元であり、ぬいぐるみとは三次元である。
下の画像を見てほしい。
二次元
まずこちらがおなじみスヌーピー。漫画ピーナッツに登場するときの絵のスヌーピーだ。黄色い鳥が可愛らしい。
スヌーピーはちょっと性格がよくないところがあって、わざとチャーリーブラウンを困らせたりするのだが、そんなずる賢い様子が現れているような気がする。
三次元
そしてこれがぬいぐるみのスヌーピー。なんだがぼんやりしていて、優しそうな犬だ。もはや絵のスヌーピーと同じキャラクターとは思えない。
最初に立体スヌーピーを見たときに、あのスヌーピーだとわからなくて、名前のわからない白黒の犬のキャラクターだと思っていた。
しかし造形が似ていないのも致し方ない部分もある。それは絵のスヌーピーを見ればわかるように、絵のスヌーピーには顔の片側に目が二つ付いているのだ。これをぬいぐるみで再現するのは難しい。
より現実の犬に近いぬいぐるみでスヌーピーを作ろうとすると、やはり顔の両側に目がつくことになるため、どうしても両者の間に違いが生まれてしまう。
ただ、それも悪いことばかりでなく、ぬいぐるみのスヌーピーはそれはそれで優しそうな雰囲気が出ており、むしろぬいぐるみの方が好きだというスヌーピーファンもいることだろう。つまりぬいぐるみの誕生によってより広いファン層を獲得しているともいえる。
ちなみにスヌーピーのモデルとなった犬種はビーグルである。ビーグルはこんな犬。
photo by maelick
絵とぬいぐるみとどちらが実物に似ているかは読者の判断にお任せする。