牡蠣が食えたら

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まれ感想まとめ

まれ終わったなー。なんだかんだ文句ばっかいいながらも結局最後まで観ました。どこまで行くのか見届けなければっていう半ば義務感でしたけど、でもあれだな、純と愛ほどには酷くなかったね。良かったのやら残念なのやら。前半は毎朝観てたけど引越してから朝観られなくなって、それから飛び飛びで観てたからストーリーにところどころわからない部分がある。けど後半の方がツィートしてるな。
まれはさあ、登場人物の行動がいちいちおかしい。合理的に説明がつかない行動をとるから観てる方はストーリー展開に納得できなくて、ついつい躓くんだよな。登場人物がいて物語が生まれるんじゃなくて、物語ありきで登場人物がいいように動かされてるだけに見える。いやフィクションはすべてそうなんだろうけど、でもそこをそう見せないのが巧さというか作家の腕の見せ所だろ。ファンタジーだって物理法則なんかは無視してても登場人物の行動は一応フィクションなりの合理性を持っているわけだし、推理小説だったらもっとシビアに読者が納得できる形で提示していかなきゃいけないんだろうけど、まれはなに?ファンタジーじゃなくて現代劇なんですよね一応。登場人物に血が通ってないというか生身の人間が生身の頭脳で考えた結果繰り出された一挙手一投足とは思えないんだよなあ。
文句ばっかり言ってじゃあどうしたらよかったんだよって話ですけど、どうすりゃよかったんですかね。あまりも夢が夢がと言うもんだから、この話は事業に失敗した父親が図った一家心中に巻き込まれた夢嫌いのまれが最後に見た夢だったんじゃないかと思いました。最近の朝ドラは打率よかったからたまにはこういうのもね、あるよね。失敗も。なにが失敗おっぱいだよ。大失敗だろ。大失敗大おっぱい。次からは大おっぱいだけにしてください。