牡蠣が食えたら

#牡蠣食えば のサブブログにしました。

わーいわーい

 本業の方で「異動したい異動したい」と事あるごとに言い続けていたら、希望が叶って無事異動することができた。言ってみるものだ。というより今回の教訓は「言わなければ何も伝わらない」というごくごく当たり前のところに落ち着いてしまうのだけれど、確かにこれまでは異動したいと心の中で思っているだけで多少つぶやくことはあっても正式に希望を出すことはしていなかった。周りを見渡して同じような時期に異動している人が多いことから何も言わずともそろそろ異動だろうなーと勝手に考えていたのだが、実際にはそう考えている間にも1年もの月日が流れてしまっていたのだ。逆の立場で考えれば当然である。人事の立場だ。誰が異動すべき時期にあるのか、本人は希望しているのか、どういった希望なのか、これは聞かなければわからない。逆に言ってもらえれば考慮することができる。100%叶うかどうかは別として。何も言わずにただ待っていたら全く希望しない結果になり後から文句を言うのは最悪だ。だったら最初から言ってくれればよかったのにと思うだろう。とかく組織においては発言したもの勝ちであると、そう思った次第です。

 副業と言うほど立派なものではないにしても、本業とは全く関係のない業界で、例えばそれが趣味の延長のようなものでもいい、誰かのために仕事をして対価をもらう。という場所を持っているというのはとても生活を豊かにするなあと思った。抽象的。それで食っているわけではない。本業に専念すべきなのは言うまでもない。だが本業もいつも順風満帆というわけでもない、そんな時に心の支えになる、いやそこまでではない、気晴らしくらいにはなるだろう。視点を変えることができる。世界は広い、と。それがボランティア活動という人もいるかもしれない。なにも対価はお金でなくてもよい。でもお金が一番いいな。お金は何にでも替えられるし、貯めておくことができるし、便利だから。

 最近買ってよかった本。能町みね子の「ほじくりストリートビュー」を買おうと大手町の丸善に行ったら見つけて買った。東京deep案内のサイト自体は以前からよく見ていたので内容の面白さは十分わかっている。休みの日にはこの本片手に住みたくない街をうろうろするのもいいかもしれません。持ち歩くにはちょっと分厚いけど。
 「ほじくりストリートビュー」はもう少し写真多めにしてほしかった。それと地図を頭に持ってきてほしい。

「東京DEEP案内」が選ぶ 首都圏住みたくない街

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