赤ちゃんの太腿くらいの固さ
生後6ヶ月の赤ちゃんは体重が産まれたときの3倍はあろうかというほどに成長して、全身に肉がついてくる。顎は二重になり、腕の肉の割れ目は深くなる。特に太腿が太くなった。風呂上がりの赤ちゃんの太腿はスベスベしていて、柔らかいけど柔らかすぎず、それはちょうど発酵させたピザの生地に似ている。ピザ生地の作り方は薄力粉と強力粉を125gずつ用意して、合わせて篩ってまな板の上でドーナツ状にする。イースト菌5gと塩3gをドーナツの真ん中に置いて、水120ccを少しずつ加えながら混ぜて捏ねる。まとめたら10分くらい寝かせて、また延ばして丸めて発酵させる。発酵すると生地はもとの倍くらいの大きさになる。発酵して赤ちゃんの太腿くらいの固さになったらあとはピザの形に延ばして、具を乗せて焼けばピザだ。うちにはオーブンがないのでフライパンで焼いているが、なかなか美味しくできる。
実はこのレシピは「イーヴォさんのイタリアンいただきます!」という本から借用した。
イーヴォさんのイタリアンいただきます!―街のカリスマシェフ・シリーズ〈1〉 (エイ文庫)
- 作者: イーヴォヴィルジーリオ,Ivo Virgilio
- 出版社/メーカー: エイ出版社
- 発売日: 2004/05
- メディア: 文庫
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学生のときは一人暮らしをしていてパスタばかり食べていた。ディ・チェコのパスタは現在は随分と高いが、当時は楽天の共同購入で1袋170円くらいで買えた。ダンボールに入りきる48袋までは送料が変わらないので、いつも48袋まとめて買った。1袋500gだから24kg。これを半年くらいで食べきった。スパゲッティーニだけだと飽きるから細いの*1*2とか太いの*3*4とか平べったいの*5とか四角いの*6も一緒に買っていた。たまにショートパスタも買った。
そもそも一人暮らしを始めたのは料理をしたかったからというのもあった。それは実家の料理がまずかったからというのではなく、むしろ逆でかなり美味しかった。父も母も料理をした。私は自分の好きなときに好きなものを、食べたいときに食べたいものを作るというのに憧れていた。