牡蠣が食えたら

#牡蠣食えば のサブブログにしました。

縄跳びを忘れた

つい最近ハッピー黒板について書いたら、正確にはハッピー黒板について書いている人のブログの記事を紹介して、最終的には全く関係ないことを書いたら、全く関係ないこととは小学校のときの担任教師にまつわるエピソードだったのだが、さっき今週のお題は「思い出の先生」だということを知ったので惜しいことをした、昨日知っていれば昨日の話をそのままお題に使えたのにと思った。今週のお題は木曜の夕方に発表されるらしいので昨日知っていたとしたらそれはインサイダー情報である。
昨日投稿したハッピー黒板の記事を書き直して今週のお題として投稿することも考えたがなんだかズルしたみたいなのでやめた。別に今週のお題は今週の課題ではないから書かなくてもいいし、競っている訳ではないからズルとかズルでないとかはないのかもしれないが、今週のお題とは思うにブログの投稿数を増やしてはてなブログを盛り上げるために、ネタが無かったら使ってくださいというネタ提供の仕組みであり、その趣旨に鑑みるに既に公開された記事に後から今週のお題タグをつけるのは今週のお題に反していると考える。ネタに困ったらという意味では毎日あってもいいくらいで、今日のお題があってもいいけど考えるのが大変そうなのでそういう時に便利な献立ローテーション制度というものをご存知だろうか。これは毎日夕飯のメニューを考えるのが面倒で夫や子供に聞いてもカレーか焼肉がいいとしか答えないし、NHKの今日の料理を観たら土井義晴が白米の塩むすびを作っていたなどというときに役に立つものとして主婦が編み出したフレームワークで、カレンダーの日付欄を利用して上半分に和食、洋食、中華、エスニック、和食…と書いていき下半分に肉、魚、鳥、肉…と書いておくとあとはその日の組み合わせで適当に献立を考えればいいという便利な制度である。料理の腕が上達したらイタリアン、フレンチ、北京、上海、広東、四川などを加えてもいい。今日はエスニック鳥の日なのでチキンカレーだった。なお12日前もチキンカレーだ。
あといま思ったのは昨日書いた黒板の先生の話は「先生の思い出」であって「思い出の先生」ではなかった。「思い出の先生」は思い浮かばないので、その路線で行くと破綻しそうだから思い出の中にある先生ということでお茶を濁しておきます。このブログでは何回か子供の時分の学校に関する話題を書いているが、どうも先生についてはいい思い出がないらしいということがわかってきた。別に反抗的だったわけでもなく、むしろ優等生で成績も優秀だったのになぜかあまり先生に対してはいい印象を持ってなかったらしい。こちらがいい印象を持っていなければ相手もいい印象を抱かないのは当然といえば当然だ。
そういうわけでこのブログにも過去登場したかもしれないししていないかもしれない先生の思い出をランキング形式でお送りします。

第3位 N先生

小学4年時の担任。独身中年男性。ハゲ。目力が強い。説教するために空き教室に呼び出したのについ興奮して黒板を蹴ってしまった激情型。ハッピー黒板の回に登場した。中学に上がってから自転車に乗っているところを一度見かけたときは、随分と小さく寂しそうに見えた。
黒板の話については長くなるので先日の記事を参照して欲しい。

第2位 O先生

中学1年のときの担任で専門は国語。修学旅行の朝、集合時間ちょうどに現れた私に「5分前行動だったら遅刻だぞ!」と怒鳴りつけてくれた心優しい先生。語尾に「だぜ」をつけるのが習慣だった。1学期の中間試験で国語のテストが返却されたとき、1人の女子生徒が質問に行ったので、続いて質問しに行ったら質問と全く関係のない問題についても「お前の字は読みにくいな」と元々マルだったものまでバツにされそうになった挙句、「そもそも今は質問の時間じゃない!」と開き直った時間に厳しい先生。
文化祭でモノマネのネタにされるなど生徒から愛されている。

第1位 J先生

小学1年の時に担任だった彼女は、字がとても綺麗で丁寧だったので、通知表の「よくできました」の欄に丸を書くとき、他の教師だったらハンコを使うところ、手書きで正確な○を書いていた。特にひらがなの「い」のバランスが素晴らしく、活字よりも綺麗だった。しかもボールペンでもチョークでも上手な字が書けるところが凄い。
1学期に体育の授業で使う縄跳びを忘れたとき、放課後居残りで反省文を書かされた。彼女が問題にしたのは縄跳びの縄を忘れたことではなく、クラスの他の子に、貸してほしいと素直に頼むことができなかったからだと言った。「縄跳びを忘れてすいませんでした」と原稿用紙に書いては突き返されるというパワハラ紛いのやりとりを繰り返しているうちに、入学したばかりの1年生が夕方になっても帰ってこないというので心配した母親が学校まで迎えにきた。
縄跳びを貸してくださいと言い出せずにいたら、自発的に貸してくれると言ってくれた同級生の女の子が可愛かった。もちろんその女の子の申し出は先生により却下され、私は最後まで貸して欲しいと言い出せなかったので体育館の隅で座って皆の縄跳びを見学していた。今週のお題「思い出の先生」