牡蠣が食えたら

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鼻セレブは旨くない

「キムワイプおいしい」はネタなの?マジなの?味覚センサーで検証したよ! | 味博士の研究所

 最近ネットで見かけたこちらの「キムワイプ」は本当に美味しいのか、という記事を読んでいたら結論は「キムワイプより鼻セレブの方が美味しい」となって私は納得できないが、ずっと前から気になっていた気になっていつか調べようと思っていた思っていたけれど調べるまでは至らなかった鼻セレブの甘さの理由がグリセロールという成分にあると思いがけず知って得をした。

 しかしキムワイプの美味しさを測るのにどうして鼻セレブが出てくるのか。鼻セレブが甘いからか。確かに鼻セレブは甘いが美味しくはない。スパゲッティを茹でてフライパンに作っておいたソースに絡めて皿に盛り付けるとき皿が冷たいとすぐスパゲッティが冷めてしまう、冷めたスパゲッティは不味いから皿に水をかけて電子レンジで1分加熱する、もちろん茹で上がるのと同じタイミングで1分経過するように電子レンジをセットして1分後加熱された皿にはお湯になった水が入っていて温まっているそのお湯になった水を流しに捨てる、お湯を捨てただけでは水滴が皿に残ってソースが薄まってしまうから皿を拭くその拭くときに鼻セレブを使ってしまう、私は皿が甘くなって盛り付けられたペペロンチーノまで甘くとても食えたもんじゃない。だから鼻セレブは美味しくない。キムワイプは知らない。食べたこともない。キムワイプなんて私は研究室に篭って実験に明け暮れる理系の学生じゃない文系出身だから見たこともない。繊維クズが出ないだって? 良さそうじゃないか。眼鏡拭きに1枚欲しい。でもトレシーとどっちが有能なんだ。

 「キムワイプおいしい」というからには美味しいんだろうけれど、記事ではキムワイプ鼻セレブの切れ端をそれぞれ水に溶かして成分を分析した結果、甘い成分がより強い方がより美味しいという結論は拍子抜けする。だからどうというわけでもないが。甘いは必ずしも美味しいではないと思ってしまうのは私が鼻セレブを舐めるからだ。じゃあ他に尺度はあるのか、ティッシュに旨味成分なんかないだろうから定量的に測るには甘さを測るしかないのだろうからあの記事は記事でおかしくはないのだろうけれど、どうしてもモヤモヤを感じてしまう私は鼻セレブで拭いた皿が不味い。
 しかしあの装置はすごい、鼻セレブはどうでもいい、キムワイプが美味しいか美味しくないかはどこ行ったんだ。甘い=美味いなのか? 戦時中か? 砂糖は金持ちしか手に入らなかった時代か? ああそれで鼻セレブってやかましいわ。だいたい有名人でも著名人でもない単なる成金趣味・高級志向のことをセレブと呼ぶの、鼻セレブが登場した2004年当時はまだよかったのかもしれないけど、もう12年前かよ凄いな、そもそも鼻セレブって言葉として意味不明なのになぜか言いたいことはわかるそのわかりやすさとインパクト凄い、いい加減ネーミング変えればいいのに。しかも大ヒットしたからって調子に乗ってトイレットペーパーも出して名前は肌セレブってそこは尻セレブじゃないのか、あるいはケツの穴セレブだろ、「有名なケツの穴です」って世界的AV女優かよ、と思ったらいまはおしりセレブに改名してるらしい、っていま『尻セレブ』でググったらでてきたけど、念のため『セレブ尻』でも調べたらセレブによる尻の自撮り、セルフィーならぬベルフィーが流行っている! と表示されて思わずクリックしてしまって私は飲み会のあとにラーメン二郎大豚W全マシを食べた翌朝の胸焼けをして後悔している。じゃあ『セレブ鼻』はあるのか? なかった。鼻セレブが甘いってことは同じく保湿成分が入ったおしりセレブも甘いってことならおしりセレブで拭いたあと舐めたらやっぱり甘いってこと? 誰か試してください。もちろんお皿の話ですよ。おさらセレブ、なんつって。だから皿を拭くなよセレブで。